準備委員会、UPCの開設を2022年半ばごろと予想

準備委員会、UPCの開設を2022年半ばごろと予想

2021年8月19日

欧州統一特許裁判所(The Unified Patent Court、以下「UPC」)の準備委員会は昨日、UPCの予想タイムラインに関するニュースを公表しました。これは、ドイツによるUPC協定およびその暫定適用に関する議定書(以下「PAP議定書」)の批准を可能にするドイツ国制定法の発効に続くものです。ここに報告されているとおり、ドイツ連邦憲法裁判所(BVerfG)が制定法に対して仮差止命令を求める申立てを却下した後に、制定法の発効に向けての最終段階が講じられました。準備委員会が報告するとおり、ドイツのPAP議定書批准は今や「目前に差し迫っている」と言えます。

準備委員会はまた、今秋にはさらに二か国のPAP議定書への同意が発効することが予想されると報告しています。この実現は暫定適用期間(PAP)の開始を引き起こします。すなわち、その時点にUPCの法的能力および組織能力が確立され、UPC開設の最終準備が実施可能となります。準備委員会は、UPCの統制機関の招集、すべての二次法の採択、さらに予算、ITシステム、裁判官採用の最終化などの作業が含まれるこの準備には約8か月間を要すると推定しています。UPCは秩序正しく開始可能であると加盟国が確信した時点に、ドイツはUPC協定の批准証書をEU理事会事務総局に寄託します。UPC協定はこの寄託から4か月目の初日に発効し、UPCが開廷します。準備委員会は、「現時点において、UPCは2022年半ばごろの開設が予想される」と結んでいます。

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